抜歯後の治りは食べ物で決まる?

      2021/02/04

 大阪市西区新町プラザ歯科の歯科医師山本です。

 低栄養たq栄養バランスのかたよりは、傷の治癒を遅延させます。まず大事なことは、エネルギーとタンパク質の補給です。

 不足すると、体の成分を分解させてしまい、免疫力が低下して感染も起こしやすくなりmす。特にタンパク質は体をつくる役割があり、線維芽細胞増殖、新生や、コラーゲン生成などの皮膚組織の再生、骨の形成に必要な栄養素で、アミノ酸で構成されています。食事において、色々な食材を組み合わせて摂ることで、アミノ酸をバランスよく補給できます。ただし、過剰摂取は腎臓や肝臓に負担をかけるので、注意が必要です。

  また、傷の治癒にはビタミン、ミネラルなどの微量栄養素も欠かせません。亜鉛、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、鉄、銅、カルシウムなどは、タンパク質の合成、コラーゲンの生成や強度を増すなどのはたらきがあります。ほかにも、ビタミンKは血液凝固に働きかけ、傷口を塞いでくれる作用の他に、オステオカルシンを活性化させて骨形成を促す作用も認められています。また、ビタミンDはカルシウムの骨への吸収を助けます。

 これらの栄養素は、様々な食品に含まれているため、主菜、副菜、3食バランスよく食事を摂るよう心掛けましょう。



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