耐性菌とは
大阪市西区の歯医者、新町プラザ歯科の歯科医師山本です。
肺炎や、歯性感染症、敗血症などの細菌が関与する感染症の治療では、その原因菌に対して効力を発揮する抗生剤の選択が重要です。
最近、院内感染などで問題となっているMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、健常者に対しては病原性はありませんが、免疫力の下がった患者の傷口などから感染すると、多くの抗生剤に耐性を示し、抗生剤が効かなくなってしまうため、治療が困難になります。MRSAにはバンコマイシンが有効とされていましたが、そのバンコマイシンにも耐性を示すVRSA(バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌)も確認されています。
このような耐性菌は、むやみに抗生剤を多用することによって出現するといわれています。適切な薬剤を投与するために、最近では多くの病院で感染対策チームが設立され、専門家が助言をするといったチーム医療が行われています。
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