女性ホルモンとオーラルケア Vol.3

   

妊娠出産期には、約30〜70%の人に歯肉炎がみられるとの報告があります。症状としては、軽度の炎症から重度の歯肉増殖、知覚過敏、出血を伴うものまで様々ですが、これは、妊娠によって起こる女性ホルモンや免疫応答の変化などが、歯周組織に過剰な影響をもたらすためだと考えられています。また、食事の好みの急激な変化や、つわりによる嘔吐の繰り返しなどで、口の中のphが低下して、虫歯発生のリスクが増大する可能性も指摘されています。妊娠期は、吐き気や体調不良を起こし歯磨きがしづらい状態になったり、出産後は、赤ちゃん中心の暮らしになり自分自身へのケアがおろそかになりやすい時期でもあるので、液体うがいを効果的に活用するなど、手軽に無理せず、口内環境を常に清潔に保つよう心がけることが大切です。


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