女性ホルモンとオーラルケア Vol.4

   

そして、女性ホルモンが減少する更年期、閉経期は、心身ともに様々なストレスにさらされ、その影響が現れやすい時期ですが、口の中もまた同様です。歯ぐきの部分に知覚過敏が起こる、灼熱感がみられる、舌痛や味覚の異常が生じるなどの症状のほか、唾液の分泌が急激に減少することで「ドライマウス」に陥ることも。  また、頻度は少ないものの、歯肉が乾燥してテカテカに光った状態になり、出血しやすくなる「更年期性歯肉溝内縁」を起こすこともあります。これに骨密度の低下が伴うことで、歯槽骨にも影響し、歯周病を発生、または悪化させる状態になりやすいので注意が必要です。更年期は口の健康が危険にさらされる時期ですが、閉経後の長い人生もしっかり視野に入れて、予防意識を高めましょう。専門家によるプロフェッショナルケアと患者さん自身によるセルフケアの両面から口腔清掃に努めるほか、カルシウムやビタミンD、ビタミンKが含まれる食品を積極的に摂ったり、食べ物を十分に噛むように心がけるなど、食生活にも気をつけたいものです。


新町プラザ歯科:https://plaza-dc.jp

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