歯周病につながる歯肉炎は早めに治療を
歯磨きをしていると血が出たり、鏡でよく見ると歯ぐきが赤くなっていたり腫れてぷくっと丸くなっていたりすることがあります。これが、歯ぐきの病気、歯肉炎です。歯磨きで汚れがきちんと取れていないと、お口の中ではプラークという細菌の仲間が食べ物のカスや甘い飲み物をえさにどんどん増えていきます。そしてその細菌により歯ぐきは歯肉炎となり、出血したり赤くなったりしてしまうのです。
最近は若い世代にも多く見られ、また進行すると歯周病につながることもありますから注意が必要です。歯肉炎は、歯磨きと食生活を見直し、早く治療を始めれば治すことができます。当院では治療と共に、歯肉炎を予防する正しい歯磨きやケアの方法、生活習慣のアドバイスを行っています。
●こんな症状があったら歯肉炎かもしれません
・歯ぐきが腫れて丸く見える
・歯磨きのときに出血する
・歯ぐきが赤い
・白いネバネバしたものがついている
●歯肉炎になりやすい生活習慣に心当たりはありませんか
・歯磨きの時間が短い
・甘い物が大好きで、おやつの時間が決まっていない
・ジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクを毎日飲んでいる
・気づくと口で息をしている(鼻で息ができていない)