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新町プラザ歯科

　大阪市西区の歯医者、新町プラザ歯科の歯科医師山本です。

　身長の伸びは、遺伝に加えて、睡眠、運動、栄養の３つの要素が関わっています。背が伸びるということは、骨端線と呼ばれる骨の両端にある軟骨部分が成長ホルモンのはたらきにより骨が伸びることです。骨端線がある思春期のうちに、良質な睡眠、適度な運動、栄養バランスの整った食事を心がけることが重要になります。

　成長ホルモンは、睡眠時と適度な運動時に多く分泌されます。睡眠は質と長さが大切で、特に就寝後3時間の深い眠りの時に多く分泌されます。運動時は、開始15分後から終了後3時間まで分泌されます。

　栄養では、各種の栄養素をバランスよく摂ることが大切ですが、

　特に重要なのがたんぱく質です。たんぱく質を構成するアミノ酸は骨を形成する材料の一つとなり、さらに、成長ホルモンの分泌を促進する作用もあるからです。

　その他、カルシウム、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛なども骨の成長には欠かせない栄養素です。

　牛乳が身長増加に与える影響は大きいと言われますが、それだけではありません。睡眠、栄養、運動のうち、足りないものがないか生活環境を見直し、規則正しい生活を心がけましょう。