口臭の主な原因は硫黄

      2021/02/27

 大阪市西区の歯医者、新町プラザ歯科の歯科医師山本です。

 口臭の原因となる主なものは、硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどの揮発性硫黄化合物です。

 これらは、新陳代謝ではがれた粘膜の角化上皮、血液成分などのタンパク質を口腔内細菌が分解して、システインやメチオニンなどの硫黄を含んでいるアミノ酸をもとに生成されます。発生する臭いの強さは、細菌の種類や量、歯、義歯、舌などの清掃状態、唾液分泌量などによってことなります。

 また、検出量は少ないが、アンモニア、トリメチルアミン、インドール、スカトールなどの揮発性窒素化合物、イソ吉草酸、酪酸、プロピオン酸、カプロン酸などの低級脂肪酸、アセトン、アセトアルデヒドなどの揮発性有機化合物が含まれることもあります。すべてのガス成分を精密に検出できる機器は今のところありません。

 



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