【知っておきたい歯を守る知識】ご家庭でできるむし歯予防

    ご家庭でできるむし歯予防むし歯菌は、生後6か月~3歳の間に最も感染しやすく、一度感染すると一生その種類の菌を持ち続けます。感染の機会を少なくするには、子どもの身近な人(母親、父親、祖父母など)のむし菌を減らし、同じ箸で食べたり口移しで食べさせたりしないことも大切です。

    仕上げ磨きをしてあげましょう
    小学校3~4年生までは、保護者の方が夜寝る前に仕上げ磨きをしてあげてください。磨いたあとは、就寝まで食べ物やジュース、デザートなどを与えないでください。水やお茶ならば飲んでも構いません。

    ●仕上げ磨きのコツご家庭でできるむし歯予防 両足でお子さまの腕を固定し、頭をはさみます。左の人差し指と中指で唇をひろげ、歯ブラシを右手で鉛筆を持つように持ち、軽い力で横に10回細かく動かします。このとき、毛先が前歯の歯ぐきに当たらないように気をつけます。上の前歯から奥へ、奥から前歯へ、下の前歯から奥へ、というように順番を決めて、まんべんなく磨きましょう。

    <むし歯ができやすいところを念入りに> 乳歯は上下10本ずつ、計20本あります。それぞれ奥の2本が臼歯という、いわゆる奥歯です。この奥歯の溝の部分、奥歯の歯と歯の間がむし歯になりやすいところですから、特に念入りに歯磨きすることが必要です。

    むし歯を防ぐ生活習慣を身につけましょうご家庭でできるむし歯予防
    フッ素入り歯磨き剤・フッ素のうがい薬など、ご家庭でも毎日フッ素を使うようにしてください。キシリトール100%のガム・タブレットを利用しましょう。また甘いものは、量ではなく与える回数が問題です。回数を決めて、できるだけその回数を減らすようにしてください。

PAGE TOP

インスタ